ウサギはBarに                    行けないちん。                         うんうん、                 行けないちんなぁ。


by anzou_s
カレンダー

<   2005年 02月 ( 21 )   > この月の画像一覧

カウントダウン2

先日身内の慶事で浅草の「むぎとろ」へ会食に出かけた。
下町情緒残る浅草寺と隅田川のほとり。
2階個室の障子を開ければ隣の駒形堂が見える。
古い建物故に、赤い絨毯張りの床はきしみ、
時には落ち窪んでいるところさえある。
そして古い日本家屋ならではの急階段。
しかしそこは老舗の貫禄。
ちょっと気張って昼食6000円のコースを頂いた。

山芋づくしの料理だったが、
なかなか変わったものが出てきて
目も舌も楽しませてくれる。
給仕も老舗ならではの横柄な感じもなく
とても親切にしていただいた。
3時間近くの会席、10人でビール1ケース以上、
焼酎8杯等等、昼間から結構な酒盛りであったが
終始和やかなムードで終了。
その後、めいめいで浅草見物する者もあり、
まっすぐ帰るものもあり。
こちらはホスト側であったので気疲れはしたものの、
まずまず楽しめた。

しかし出席者に老人もいたので、
店の急階段はきつかった。
もしも2階個室を利用する際は、
お年寄りが居た場合気を使い、
避けたほうがいい店であることには間違いないだろう。
食事が終わった帰り、
階段を手をひき、ゆっくりと降ろした。
お祝い事の席で怪我などあっては縁起でもない。

話は少し変わって
最近神田近辺を仕事でうろつく。
さすがは本屋の町神田は神保町。
大型店舗が軒を連ねる。
私も例外でなく本屋に入ることが多くなった。
そこで手に取った最近の本に
内田康夫著の「隅田川殺人事件」がある。
タイトルに心惹かれたというのもあるが
昔から内田康夫のミステリーが好きで何冊も読破していた。

詳しい本の内容は割愛するが、
その先日の会食の後、
本に登場する地名を辿って腹ごなしに少し
浅草の町を歩いて見ることにした。
一年前まで住んでいた懐かしい浅草。
吾妻橋、駒形橋、厩橋・・・
隅田川に掛かる橋。橋の色はすべて違う。
吾妻橋は春の桜の時期にはとても映える朱の色
駒形橋は青く夏には爽やかな風を運んできてくれそうだ。
厩橋は緑色。
近代的な鉄の橋なのに落ち着いた雰囲気を醸し出す。

時折通る水上バスの白い波の軌跡、
吾妻橋の向こうに見えるアサヒビールの巨大なオブジェ。
地下鉄の駅入り口まで和風な瓦葺である。
浅草寺の雷門に、有名な舟和の和菓子店、
亀十のどら焼き、老舗の天麩羅屋に鰻屋。
開発の遅れた都会から取り残されたこの下町だが
休日は観光客でごった返す。
人力車の客引きにややうんざりもしながら
混みあう歩道をゆっくりと眺め歩いた。
「浅草は昔のような活気がなく、衰退している」などと言う者もいるが
全く活気があり、私自身この町は健在だと思って疑わない。

私はこの町が大好きである。
若者が住みたい街と言われる下北沢だの三軒茶屋だの
あんなところよりも、この風情が好きだ。
いつまでも「浅草は浅草らしく」あって欲しいものだ。
[PR]
by anzou_s | 2005-02-28 10:37 | レストラン

カウントダウン

私はしがない派遣社員である。
色々な企業で小間使いのような仕事をする。
そのなかに、今月一杯で消滅する企業がひとつ。

仮にK社としておこう。
創業100余年の大一流企業。
その歴史に幕が降りるのである。

創業当時から勤めている者などもういないだろうけれど、
しかし戦後に入社、定年間近の社員などは
思いもひとしお、この会社と共に人生を歩み、
苦楽を共にした方も多いだろう。

その会社を愛してやまない社員も、管理職も
すべては来月1日から新しい道を歩まなければいけない。
苦渋の決断に、
どんなに悲しい思いをしたかも計り知れない。

山口県の瀬戸内海に面した昭和のはじめに建てられた大工場。
地名がそのまま企業名になっている。
その土地も、その企業と共に歩んできたのであろう。
あの会社が消滅する前に。
私はその山口県の大きな紡績工場をしっかり目に焼き付けておいた。

夕焼けに染められて
錆付いたパイプや建物が物悲しげであった。
しかしここで何十年も時を重ね、
趣のある建造物もたくさんある。
時代は変わってゆく。
なにもかも、時とともに移り行く。

永久に変わらないものなど、無いのだろうか。
[PR]
by anzou_s | 2005-02-25 11:31 | 好きなもの

お酒を

昨日、抜いてみました。
ここ数日どうもあまり調子が良くないので
酒のせいかと疑ってみた。
しかし、もし酒のせいだったらどうしよう。

そろそろ遺書でもかいておくか(笑)
[PR]
by anzou_s | 2005-02-24 17:21 | その他

奇妙な夢

ここ数日、奇妙な夢をみる。

大概が引越しに関する夢なのだが、
広くて古いが、なかなかに味のある家に越すという夢。
そこでは友達とルームシェアする設定だったり、
誰かと一緒に住む設定だったり、
必ず誰かと引っ越す夢なのだが、
その場所には以前の旦那が必ず現れる。
今日などは更に初恋の彼が現れた。
顔はうる覚えなのではっきりとは
見られなかったのが少々残念ではあるが。

よく、昔の知人が夢に現れ、
寂しげな顔をしているという夢は
その知人に何かあった知らせなどと言われている。
3日連続元の旦那が夢に出てくるとなると、
夢のことなど大して気にもかけない私でも
なんとなく気に掛かる。

まあ、所在もわからないし
今となっては連絡のつけようも無いのだが。
もしこのブログを見ていたとしたら
「元気だ」と一言くらい欲しいものだ。

あまりいい別れ方をしなかったので
こちらだけが「なんとなく気がかり」で
こんな夢を見るのかもしれないが・・・。

そんなようなこと、みなさんにもありますか?
[PR]
by anzou_s | 2005-02-23 11:14 | その他

MyBar

つい先日も書いたように、
リーデルのワイングラスを頂いた。
それで飲む300円のスペイン産安ワインは
なかなか極上の味。

これならBarに通わなくても美味いものが飲める。
もうすこしグラスにこだわってくれるBarが
多くなってくれるとうれしいといつも感じる。

スコッチならショットグラスかティスティンググラス、
ワイングラスも1種類、なんてところは
美味いものも美味く感じないかもしれない。
カクテルグラスはたくさんの種類があるくせに
ボトルから注いでそのまま出す酒の酒器に
あまり種類がないのは少々味気ない気がする。

昨日の夕飯はハンバーグを作った。
ワインと一緒に形は不恰好だがなかなかの味に満足。
食後、腹ごなしに本を読みながら、疲れていたのか
読んでいた本を枕元に、そのまま朝まで熟睡。

目が覚めてみれば晴れて気持のいい日。
こんな日はなにか良いことがありそうな気がする。
[PR]
by anzou_s | 2005-02-22 10:34 | Bar

朝の風景

9時半過ぎの都営線に乗るのが私の日課。
そこから5駅ほど行けば職場である。

少々混雑した車内の優先席付近に幼児を抱いた
母親が立っていた。
前の座席には若い女性が醜い寝顔で寝たふり。
隣の中年女性は狭い座席に方尻だけ座るようにしている。
一様にみな優先席には健康そうな若い者ばかりが
我が物顔で着席していた。
幼児を抱いた母親が大変そうに揺れる車内で
足を踏ん張らせているというのに。

2駅ほど過ぎた駅で優先席に居た若者が一人降りた。
暗黙のルールなのだろうか、
座席の前に立って居る人が優先的に座れるシステム。
空いた席には当たり前のようにその席の前に立っていた
中年男性が座る用意を始めた。

私はその男性の行動に少々ムッとして、
幼児を抱いた母親に空いた席を「どうぞ、」と促した。
母親は「すみません、」と言いながら座ってくれた。
男性はばつが悪そうにその場から退いた。

若者だからといって、気分の悪い人もいよう。
気づかない程度の妊婦さんもいよう。
一概に優先席に若者が座ってはいけないなどとは言わない。
他に椅子がすいていれば別に優先席だからといって
健康な者が座るなということもないだろう。

数年前、私はガラガラの都営バスの
優先席に座ったことがある。
すると老婆が、「あなたおいくつ?」と声を掛けてきた。
明らかに、「若い者がそこに座るな」と言いたげな声である。
他にすいている席がいくらでもある。
入り口付近に座りやすい席もいくらでもあった。
別に私がそこに座っていたからといって
老人や体の不自由な方が迷惑するとも思えない状況であった。
無論、そういう事態がおこればすぐ他の席に移るつもりであった。

ここは私たち老人専用の席ですと権利を主張するかのごとく、
私にそこに座るなと遠まわしに言ってきたのだ。
私も意地が悪い人間だ。
「わたくし、妊婦ですのよ。とても気分がわるくて。」
と老婆にウソを言い返した。
ばつが悪そうに老婆はそっぽを向いた。

権利を主張する阿呆婆と
配慮を欠く中年男性。
意地の悪い私。
さまざまな人間がいるが、もうすこし、
助け合おうという気持が大切なような気がする。
田舎から東京へ出てきた人々が一様に口をそろえて
「東京の人間は冷たい」というが、
東京生まれの東京育ちの人間が一体都内にどれほど
いるだろうか。
大半は地方出身者ではないか。

東京に住まう人間が冷たいのは、
必要以上に他人に干渉して
煩わしがられないように、
田舎者だと思われないように。
そんな気持でせわしなく生きているから殺伐とするのだ。

流行の場所を知っているとか、
お洒落だといわれることにばかりに固執せず、
自分が田舎でやってきたとおりに
東京でも他人に優しくしてやればいいのだ。

そんな簡単なことを忘れて
「東京もんは冷たい」といわれるとは、
とても心外なことである。
[PR]
by anzou_s | 2005-02-21 14:15 | その他

独り言

掛かりつけの内科医に紹介されて
今通っている近所の心療内科の女医は実は名医だった。
昨日気づいた。雑誌にも執筆していた。
確かに通い始めてから症状はすぐ良くなった。
あの平野レミみたいなのが名医とは。

まだ相変わらず明け方の発作は続いているが、
今はだいぶ薬の数も減って、
パキシルと、発作用にデパスをもらった程度。
「今度の来院は2週間後ね。」
どうやら安定した症状になってきたらしい。

風邪のように1~2週間で完治すればよいのだが
この手の病気とは根気強く付き合っていくことが
必要らしい。少なくとも「年単位」で。

そしてそれらの病気にまるで縁のない人々には
私の病気はどうやら「わがまま病」に見えるらしい。
そうだろうな、内臓は至って元気なのだから。

私は恵まれたことに理解者がたくさん居てくれる。
悩みも無く良き理解者もいて、
良くしてくれるたくさんの人がいる。
何が不服でこんな発作が起きるのか。
やはり「わがまま病」なのであろうか。

私のこんな鼻くそみたいな悩み事より
もっともっ重い悩みを抱えながら
元気に生きている人もいるというのに。
[PR]
by anzou_s | 2005-02-18 11:10 | その他

朝風呂

最近10時出社なので朝の時間を有効に使える。
そこで考えたのが朝風呂。

朝風呂は気持がいい。
なんと言っても電気をつけずに
自然の朝の光で入浴できるのがいい。
風呂を出たらベランダで、
錦糸町のビル群と空を眺めながらの一服。

晴れていると尚気持がいい。
なんと爽やかな朝であろうか。

山口を旅したとき、
あの空気と水と景色の美味さに感動した。
飛行機で羽田に戻ったときの空気の悪さ、
景色の殺風景さにしばし愕然とした。
しかしここは私の生まれ住んだ街東京。

ここでも気持ちよく爽やかに過ごそう。
過ごせる方法を見つけよう。

山口では、東京を羨む若者がたくさん居た。
しかし住んでみればきっと帰りたくなるだろう。
この環境の悪さに、驚くに違いない。

TVでニュースをみながらコーヒーを飲む。
ゆっくりと身支度を済ます。

パッチリと目が覚めたところで
駅までの短い道のりを歩く。

今日も早く着きすぎたのでまた珈琲を飲んでから
出社しよう。今日ぐらいから、少し忙しくなるんだろうか。

私の平凡な生活はこれからもずっと続くのだから。
[PR]
by anzou_s | 2005-02-17 10:13 | 好きなもの

鍾乳洞

病み付きになりそうだ。
あの鍾乳洞の水のせせらぎと
マイナスイオンを浴びていると
ココロもカラダもリフレッシュする。

秋芳台の鍾乳洞。
自然が育てた神秘。
あれに触発されて美味い空気と水が
どれほど大切かを知った。
http://www.ispot.jp/s/air-press-u/
手近なところでここを体験しようと思う。

話は変わるが、
昨日ワイングラスをプレゼントされた。
よくあるあの仰々しいでかいクリスタルのワイングラス。

これで家の安ワインを飲むのか?
いやいやこのグラス、安ワインがロマネコンティのように
変化する。美味く飲めるグラスであった。

行きつけのグラス屋の店主お勧め。
乾杯のグラスがかち合う音はどんな鈴よりも美しい音色。
芳醇な香りと甘いワインの味・・・。

やはりグラスと水と空気にはこだわるべきだ。
[PR]
by anzou_s | 2005-02-16 10:54 | 好きなもの

After5

河豚屋にて、
白子酒、河豚ひれ酒、河豚鍋など堪能した後、
はらごなしに防府のBarへ辿り着く。

Barの名はAfter5。
まずさっぱりとジントニックをカラリ、
小気味いい氷の音とともに飲み干した後、
久しぶりにスコッチの味が恋しくなった。

「スキャパを」
バーのマスターらしき男性は了解したらしく頷き
奥へ入っていった。
酒瓶を取りに行くのかとおもいきや。
どうもカクテルの名だとおもったらしい。
「オークニーのスコッチですよ」というと
どうも知らなかったらしい。

しきりにアイリークを勧めたがったが、
私はあえてグレンリベット12年を飲むことにした。
そのときの言葉。

「飲み方はオン・ザ・ロックで?」

ほほう。オンザロック。なつかしい響きだ。
昔のCMで女優がオンザロック、
なんて洒落て言っていたものだ。

めまぐるしく移り変わる東京とはちがって
ゆっくりと時間の流れる瀬戸内海の小さな町。
洒落た店内、時が止まったカクテル・バー。
私はリベットをストレートでくいと飲み干し、
お勧めのカクテルを頂くことにした。

出てきたのは「マリリンモンロー」という
綺麗な色のショートカクテル。
ウォッカベースで少し強い。

美味い。

そして香水のような香りがした。
ふとシャネルのNo.5を想像する。

まさかマリリンモンローも裸でお酒を飲むことは無かっただろう。
しかしその香水の香り、
後々考えて見れば自分の膝の裏につけていた香水の移り香だった。

まあ、実際はそんなもんか。

東京に帰ってから、
また防府を懐かしんでマリリンモンローをどこかで飲もうと思う。
[PR]
by anzou_s | 2005-02-15 10:25 | Bar