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ウサギはBarに                    行けないちん。                         うんうん、                 行けないちんなぁ。


by anzou_s
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シェリーを飲もう!

シェリーのお話より先に、
「ザ・グレンドロナック」というスコッチウィスキーの話をひとつ。
私はこのウィスキーが大好きです。
ウィスキーを飲むきっかけになったのもこのお酒のおかげ。
ヴァニラやキャラメルのようなフレーバーの
甘い甘い、とても暖かい気持ちにさせる、味わい深いウイスキーです。
勿論HEATHにもこのお酒の美味しい~のが一本ありまして
前に一度、なくなりかけのボトルを奪い合いになりそうになったほど。

そんなドロナックはどこで作られているかというと、スコットランドです。
スコッチ・ウィスキーの蒸留所はスコットランドに約100以上あり、
そのうち半数はハイランドの、スペイ川流域。
そのスペイ川の東に約30キロ。
そしてデヴェロン川流域の村ハントリーからさらに東へ14キロ。

麦畑が広がるフォーグの谷の小さな清流「ドロナックDronac」。
そこを渡りますと古色蒼然とした石造りの蒸溜所が立っています。
古ゲール語で「黒いちご」を意味するこの「ドロナックDronac」という名にちなんで、
蒸溜所は「ザ・グレンドロナック」と呼ばれてきました。

そんな空気も水も美味しい場所で、
美味しくないお酒なんて出来るはずないですよね。

でも今日はシェリーを飲もうというお題目ですので本題に入ります。
みちるさんはおわかりですね?シェリー酒とドロナックの関係を。
そうなんです。一般的にウィスキーを寝かせる樽として
ポピュラーなのが
シェリー樽、バーボン樽、オーク樽、ポート樽、
たまにカルヴァドスの樽なんてのもありますが一般的なのは先に挙げた4つ。
私はドロナックをシェリーの樽で寝かせたものが一番の好み。
でもウィスキーを寝かせる為にわざわざシェリーを作るウィスキー会社もあるほど
シェリーの空樽は安定供給がなかなか難しいそうなんです。

美味しいウィスキーを飲む為に
早くシェリーの空樽がたくさんできますように
私はモルトを頂く前にはまるで儀式の様にシェリーを一杯頂くことにしています。

それではシェリーってどんなお酒でしょう。
色は無色透明、白葡萄だけで作られた白ワインの一種です。
松田勇作が愛飲していたことでも有名な
ディオ・ペペ。これもシェリーです。流石は大物芸能人
良いものを飲んでらっしゃる。とおもったら値段は結構リーズナブル。
ン万円もするものなんてごく希です。
大体はワインと同じくらいの金額で買えます。
Barで頂いても一杯千円程度。
ワインがニガテという方も一度のんでみてください。
割とフルーティーですが渋味がなくすっきりとした味わいで
とても飲みやすいとおもいますよ。
アルコール度数も確かワインと同じくらい。
スコッチやブランデーなど強いお酒がニガテな人出も大丈夫。
もしもBarに行って、「カクテルは知らないしウィスキーは飲めないし。ワインも苦手。」
なんて方がいましたら是非にこのシェリーをオススメします。
シェリーの種類を知らなくたって大丈夫。
大体お店にもよりますがシェリーはせいぜい2,3種類しか置いてません。
分からなかったらお店の方がサジェスチョンしてくれるはずです。
しかも見た目にちょっと素敵で、なんとなく通になったような気分になれちゃいます。

・・・どうです?今夜はシェリーにしてみませんか?
by anzou_s | 2004-08-20 15:20 | スコッチ